大学生が英検1級に合格するまでに行った対策! (二次試験)

はじめに
さて、今回は英検1級対策の二次試験対策についてです。まだ一次試験編をご覧になってない方は、そちらからまずご覧ください!
二次試験の大まかな流れ
試験所要時間→約10分
入室、挨拶をし着席します。
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①面接官との簡単な日常会話をします。私の時は、日本人の面接官とネイティブの面接官(イギリス人)の二人でした。(所要時間1分程度)
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②5つのトピックが書かれたカードを渡され、その中から1つのトピックを選びそれについてのスピーチを2分間行います。その前に、1分間の準備時間を与えられますが、紙にメモを取ることは許されません。(所要時間3分)
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③2分間のスピーチが終ると、選んだトピックに基づいての質問がいくつか出題されます。私の時は、日本人面接官からの質問が1回、ネイティブ面接官の質問が3回の、計4回でした。(所要時間5分程度)
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④終了、退室。
大体流れはこのような感じです、受験者が多く待機時間は長く感じましたが、試験の体感時間はとても短かったです。
概要
やはり、準1級との大きな違いは、スピーチの際に求められるトッピクの難しさ、幅の広さです。経済、政治、環境など出題範囲は多岐にわたり、幅広いトピックについて話せる必要があります。
また、それに加え1分の間にトピックを5つの中から、瞬時に選び、2分間のスピーチのアウトラインをあたまの中で作る必要があります。(ペンでメモを取ることは許可されていません。)
もしも5つのトピックの中で自分が話せるトピックがなかったら、、、
と考えたときに、やはりいろんなトピックに触れて、なじみのある分野を増やすことが1級の二次試験では重要なのです。自分になじみのない分野については、日本語であろうが英語であろうが、話せと言われていきなり話せるということは絶対ありません。
しかし、前の一次試験編の記事でも言ったように、英語を定期的に話す習慣があり、日常会話は問題ないレベルの方でしたら、合格点に乗せることはそこまで難しくないと思います。
逆に、上に当てはまらない人でしたら、英検1級の二次試験かなり苦労するのではないかと思います。たとえ、いろんな専門分野についてのトピックの理解を深め、単語量を増やしても、上記に当てはまる人と比べたときにfluency(流暢さ)の部分で、大きく点数を落とされてしまうのです。いくら、いいことを言おうとしていても、文法のミスが多かったり、流暢さが欠けていたりすると(沈黙の時間が長いなど)、スピーチ全体の完成度を下げてします。なので、上記に当てはまらない人はまずそこのレベルを目指した方がいいと思います。
当てはまる人に関しては、あとは話せるトピックを増やしていくにつきます。
実際に行った対策
実際に、行った対策について話したいと思います。
まず、二次試験対策に使った教材ですが、ありません!
え、!?
はい、無いです。
では、何を主にやったかというと、一つでトピックノートです。!
トピックノート?
実際にどういうものかというと、毎日主題を一つ決め、それについて調べ、英語で説明できるようにし、自分の意見を言えるようにする。それを、どんどんノートにストックしていく。このようにして、英語で自分になじみのあるトピックを増やしていくのです。いわゆる、ネタ帳のようなものです。これは、英検1級の対策に関わらず、普段の勉強でも行ってる方法です。その点で言うと、二次対策のためだけに特別に行ったものは無いといえるかもしれません。
教材で習得するより何故自発的に調べる方がいいか
人の脳は、受動的に受けた情報より、気になり、自発的に調べた情報の方が何倍も記憶に残りやすいのです。それが自分の興味のある分野であればあるほど、記憶に残しやすくなります。
例えば、イギリスのbrexitについて関心があるので、それについて英語の記事、youtubeなどあらゆるツールを活用し、情報を集め、それについての説明をする練習、また、自分の意見を言う練習をし、それらをトピックノートにもまとめていきます。これを繰り返すことにより自分の話せる分野を増やしていくのです。
私も実際このやり方を始めてからまだ間もないですが、英検だけでなく、英語力一般の向上にも効果の発揮を実感しています。日常会話レベル以上の方には、かなりおすすめします!このやり方の勉強をもうしばらく続けてみて、数カ月後にまた成果をご報告出来たらと思います。
予想問題演習
私は、トピックの増強に時間を使いたかったので、予想問題集は使いませんでした。もちろん、心配、しっかり解いておきたい、という人は、予想問題集を買って解いておくのもありだと思います。
当たり前のことですが、予想問題集を解かないにしても、試験の流れを把握しておくことは大前提です。自分で出される問題を想定したり、YouTubeなどを利用して、シミュレーションを軽くしておくとよいでしょう。
まとめ
以上、二次試験について私が行った対策についてでした。
あまり大したことはしてなくて恐縮なのですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
では次の記事でまた次の記事で会いましょう!